失恋や失敗など、「嫌な出来事」が頭の中にこびりついて離れないことは、誰しも経験があります。
そんな時、短期間に3人の友人に別々に相談すれば、その記憶は強烈に記憶されさらに忘れられなくなってしまいます。
アウトプットで強化された記憶を消すのは並大抵のことではないので、ネガティブな出来事を、何度も人に話すことはしない方が懸命です。
かといって、「嫌な出来事を誰にも言わずに心にとどめておく」ということはストレスが溜まるし、難しいと思います。
そこで、嫌な出来事があった場合、「自分の一番信頼できる友人に、その話を1回だけ話して、それで終わりにする」というのがベストな方法です。
このように、最初は大変かもしれませんが「1回吐き出したら、それで忘れる」ということを習慣にすると、嫌なことも簡単に忘れることができるでしょう。
また、寝る直前(15分前)に「3行ポジティブ日記」を書くということも有効です。
寝る直前(15分前)は記憶のゴールデンタイムと呼ばれ、この時に楽しかった内容をイメージをして寝ることで、嫌な出来事を忘れることができます。
人間の脳はマルチタスクができないため、「楽しい出来事」を考えている限り、「つらい出来事」は思い出されないのです。
つまり、「楽しい出来事」を考えることによって、頭の中から「つらい出来事」を追い出すことができるのです。
3行ポジティブ日記については樺沢先生の「ストレスフリー超大全」に詳しく記載されてますのでそちらで確認してください。