サウナの効能はいろいろあるが、主に
①脳疲労が取れて頭がスッキリする
②決断力と集中力がアップする
③アイデアやひらめきが舞い降りる
④感情的にならなくなる
⑤睡眠をコントロールできるようになる
⑥感覚が敏感になる
⑦肩こり・腰痛・眼精疲労がやわらぐ
⑧肌がきれいになり、やせやすい体質になる
等が挙げられます。
サウナの正しい入り方は「サウナ→水風呂→外気浴」を3~4セットが基本となります。
サウナの目的は「ととのう」(「ととのい」)を目指している。
この「ととのう」(「ととのい」)とは脳と体を「ととのえる」=「コンディショニングする」ということです。
医学的には血中には興奮状態の時に出るアドレナリンが残っているのに、自律神経はリラックス状態の副交感神経優位になっている稀有(けう)な状態を指す。
1セット(「サウナ→水風呂→外気浴」)の中に他の行動(髪や体を洗う、風呂に入る、順番を変える)を入れることはNGです。セット間で行う場合はOKです。
特に「水風呂→外気浴」の間はできるだけ速やかに行動することが大切です。
なぜなら、水風呂を出た瞬間から「ととのいタイム」は始まってしまうため、体を素早くタオルでふき取りととのいイスに座る(スペースがあれば横になる)ことが重要である。
最終セットは「サウナ→水風呂→水シャワー」がおすすめです。
サウナ室ではできるだけ体の高低差をなくす「あぐら」or「体育座り」がおすすめです。これで足先まで温まります。
サウナ室を出るタイミングは心拍数が平常時の2倍が目安となります。平常時の脈拍数が50~60回/分であれば100~120回/分となります。
水風呂に入るときは大きく息を吸い、吐きながら(気持ちいいと言いながら)入ると良いです。
水風呂を出るタイミングは脈拍数が平常時に戻った(約1分程度)もしくは「呼吸をした時に気道がスースーする」時が目安となります。
外気浴をでるタイミングは時間で5~10分程度もしくは足の末端が少し冷たく感じる程度が目安となる。
2日前の金曜日、近くの温泉で上記の正しいサウナ入り方を試してきた。
外気浴では血流のドクンドクンという脈打つ状態が強く感じられた。
確かに気持ちはスッキリした状態であった。
著書ではできれば毎日サウナに入ることを推奨しているが、現実には難しい。でもスポーツジムにもサウナあるので活用していこうと思います。
ダイヤモンド社 『医者が教えるサウナの教科書』 著者 加藤容崇 にもっと詳しく記載ありますので、皆さんも読んでみてはいかがでしょうか。