YouTubeでオリラジの中田敦彦さんが紹介していて面白かったので購入して読んでみた。
「日本の借金」=国債残高(借金)が1000兆円越えで、日本人一人当たり約900万円の借金という計算になると良く聞く。
しかし、「国の借金」も「国民一人当たり〇百万円の借金」という表現も全部悪質なプロパガンダ(特定の考えを押し付けるための政治的宣伝行為)と言えそうだ。
いわゆる「増税」のための悪質な印象操作なのだ。
まず、日本国の資産が約1000兆円あることを国民はあまり知らされていないのだ。
IMF(国際通貨基金)の発表しているバランスシート(黒字部分と赤字部分に分けたもの)データでは日本は借金も多いが資産も多いのだ。
これを役所や政府、マスコミは赤字部分のところだけ強調している。
日本の借金である国債ですが、所有者別内訳を見ると約45%が日本銀行(日銀)となっている。
日銀は日本政府の子会社であるため正しくは借金に当たらないようだ。
しかも、IMFのバランスシートにはこの約45%(約400兆円)は資産に該当しています。
消費税は不平等な税金と言われ、お金が無い人ほど負担が大きい税金なのだ。(これを逆進制という)
消費増税は社会保障の充実にのみ使う目的であったが、実際には2割程度しか使われていないのだ。
大企業の税金はかなり優遇されている。特に法人税の減税がかなりされており、その減税分が消費増税分と同じくらいの金額なのだ。(穴埋め分に消費税が使われている?)
消費増税は日本経済を破壊する行為なのである。経済が回らなければお金が回らず、個人消費にブレーキがかかる。
そのため、会社やお店の儲けが減り、そして社員の給料が減り、さらにお金を使わなくなるのだ。
とにかく、消費増税がいかに政策として良くないことかを、マンガで分かりやすく説明されている。
少しでもマスコミが報道しない多くの情報を国民に知ってもらい、国民は声を上げてほしいというところが最終目標なのでSNS等で拡散してほしいとのこと。