『医者が教える食事術 最高の教科書』を読んで①

健康な体づくりをするなら「血糖値をコントロールする」ことが重要である。

血糖値を上げる要因は糖質(≒炭水化物)で脂質やたんぱく質等では上がらない。

健康な人の血糖値は空腹時で80~90㎎/㎗前後。

肥満は血糖値が上がることで起きるのであって、カロリーは関係無い。例えば、ステーキランチ食べ放題(肉と野菜のみ)とざるそば1枚では後者の方が糖質が多いので肥満になる。

脂肪は食べ過ぎても太らない。なぜなら、脂肪は食べ過ぎると便に出てしまう。(しかし糖質は100%吸収される)

プロテインやアミノ酸パウダーを人工的に大量摂取することは、腎臓に負荷をかけ重大な被害をもたらす。骨に悪い影響を与えるという論文もある。よって、プロテインはやめた方が賢明である。

1日の食べる量が同じなら、3食よりも5、6食に分けてちょこちょこ食べた方が太らない。血糖値が70~140㎎/㎗で安定していると太りにくい。だから、ドカ食いはやめた方が良い(血糖値が急上昇、急降下するから)。

果物も昔に比べ糖度が改良されたものが多く(果糖)太りやすい。

体重を維持するには1日の糖質摂取量を男性で120グラム、女性で110グラム以下に抑える必要がある。体重を落とすのであれば60グラム以下に抑えるのが理想だ。

朝・昼・夜の食事配分は「3:5:2」が理想で「5:5:0」ぐらいの気持ちで夜はなるべく糖質を摂取しないのが良い。

血糖値を抑える、低下させる方法として、水を1日2ℓ飲むのも有効である。(血液中の糖の濃度が薄まる)

また、糖質と一緒にオリーブオイルをかけて食べることも血糖値を抑えるのに有効です。

体にいい食べ物として、オリーブオイル、ナッツ、ワイン(赤・白)、チョコレート(カカオ含有量70%以上のもの)、大豆(豆腐、納豆など)、チーズ(プロセスチーズではなくナチュラルチーズ)、ブルーベリー、コーヒー(挽きたての本格コーヒーでブラック)、酢、生もの(野菜、刺身など)、海藻、キノコ等。お酒はビール・日本酒・紹興酒は糖質が多いのでダメだが、ウイスキー、ジン、焼酎ならOKです。

ちょっと意外だったのがプロテインの摂取が体に悪いということがビックリした。もう、2、3年前から毎朝プロテインを摂取していたからだ。

最近プロテインを購入したばかりだが、捨ててしまおうかな。

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