「もっとすごい心理学」を読んで②

①良い先生は学生からの評価が低い

最近の大学では授業評価というものがあるみたいですね。

これは学生が先生の授業を評価するものです。

学生は楽をしたいので厳しい先生には評価が悪いようだ。しかし、評価が悪い先生ほど生徒の学習は促進されており悪い評価を受ける先生ほど実は良い先生と言えそうだ。

②「親切の押し売り」をどんどんしよう

人は困っている人を見ても、援助を求められなければ基本的には助けようとしない。なぜなら、本当に困っていれば自分から援助を求めるはずだ、と思い込んでいるからだ。

困っている人は、困っているからすぐに頼めるのかというと、そうではありません。(助けを求めるにはちょっぴり勇気が必要で気軽には助けを求められないのだ)

助ける側の人は、助けを求めている人が恥ずかしいといったような理由で頼みにくい、という気持ちを過小評価することが分かっている。

だから、助ける側の人間が気を遣って積極的に声をかけていくことが必要である。

③「会社のために働く」のは間違い

日本では、「会社のために身を粉にして働く」のが美徳のように思われている。

しかし、会社のために働いてはいけないのだ。

自分のために働くのが正解で、その方が会社にとっても良いことなのだ。

自分のために頑張る人のほうが、セールスマンとしてのパフォーマンスが高いことがわかった実験報告もある。

自分のために頑張る人のほうが、出世、昇給を考え自然とモチベーションが上がることが要因のようだ。

だから、「自分のために働く」という考えでよいのです。

心理学関連の本を初めて(?)読んだが、なかなか日常にも使えそうな情報がいっぱいあって今後も読んでいきたいと思った。

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